層や向きがバラバラなまつ毛に対応するプロの装着方法

マツエク施術で悩む「まつ毛のばらつき」解消法

マツエク施術で多くの技術者が直面するのが「まつ毛のばらつき」。毛の向きや層が乱れていると装着が難しく、仕上がりの美しさや持ちにも影響します。この記事では、ばらつきの原因や見極め方、現場で実践できる解決策を紹介。サロンワークで役立つ具体的な工夫をお伝えします。


◇本記事の内容◇

  1. まつ毛のばらつきが起きる原因
  2. 美しく仕上げる装着の工夫
  3. 現場サロンの成功事例と体験談
  4. 今日からできる改善アクション

1. まつ毛のばらつきが起きる原因

まつ毛は一本ごとに成長段階や生える角度が異なります。毛周期の影響で短い毛と長い毛が混在し、さらに上向き・下向き・クロスした毛が同時に生えていることが「ばらつき」の大きな要因です。特に加齢やビューラーの使用習慣によって方向性が乱れやすく、施術が難しくなるケースも少なくありません。
研究によると、1人あたりのまつ毛の本数は上まつ毛で約100〜150本、1日に平均3〜5本が自然に抜け落ちて生え変わります。この自然なターンオーバーにより層や向きが揃わないのは当然の現象です。施術者は「ばらつきがあること」を前提に、見極めと工夫を行う必要があります。


2. 美しく仕上げる装着の工夫

ばらつきのあるまつ毛でも、美しく見せるための装着テクニックがあります。まず重要なのは「層ごとの見極め」です。上層・中層・下層を分けて観察し、層ごとに異なるカールを選ぶことでラインが整いやすくなります。たとえば、下向き毛には立ち上がりの強いCカールやDカール、上向き毛には自然に馴染むJカールを用いると全体の方向性が揃います。
また、クロスしている毛に対しては「根元の方向を正しく合わせる」意識が重要です。根元からバラついたまま装着すると全体が乱れて見えるため、装着時は毛流れを整えながら施術することが仕上がりの鍵となります。


3. 現場サロンの成功事例と体験談

美容歴25年・講師歴12年の中で、まつ毛のばらつきに悩む施術者を数多く見てきました。セミナー受講生からは「層を見極めて装着できるようになったことで、装着スピードが上がり、仕上がりも安定した」という声が寄せられています。
ある小規模サロンでは、スタッフ全員で「層と向きを揃えるカウンセリングチェックリスト」を導入。導入後3か月で「仕上がりの安定感が増した」と口コミ評価が向上し、リピート率も改善しました。こうした小さな工夫が集客や顧客満足度の向上につながることは、現場で証明されています。


4. 今日からできる改善アクション

まつ毛のばらつきは「完全になくす」ことはできませんが、施術前後の工夫で仕上がりを安定させることができます。

  • チェックリストを導入:施術前に層の状態や方向性を確認。
  • カール選びの工夫:上下・左右差に応じてカールを使い分ける。
  • アフターケア指導:お客様に「こすらない・うつ伏せ寝を避ける」など生活習慣のアドバイスを徹底。

さらに、セーブルエクステのように柔軟性と軽さを兼ね備えたエクステを選ぶことで、ばらつきのある自まつ毛にも自然に馴染み、仕上がりの安定につながります。商材選びは施術の仕上がりと持続性を左右する大切なポイントです。


まとめ

まつ毛の層や向きがバラバラでも、美しく仕上げる方法は必ずあります。大切なのは「ばらつきを前提に、層を見極めて装着する」意識です。実際に、チェックリストやツイーザー選び、カールの使い分けを工夫するだけで仕上がりの安定性は大きく向上します。今日からできる小さな改善を取り入れ、より満足度の高いサロン施術を目指しましょう。


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