マツエクの持ちを左右する正しいグルー量と取り方
マツエクの「持ちが安定しない」「日によって仕上がりに差が出る」と感じる原因は、実はグルーの付け方にあるケースが少なくありません。
グルーの量・取り方・調整は、基本動作でありながら仕上がりと持続力を大きく左右します。
本記事では、施術現場で再現しやすい正しいグルー操作の基本と、意外とやりがちなNG例を、写真とあわせて分かりやすく解説します。
◇本記事の内容◇
1. エクステにグルーを付ける基本
エクステの根元をグルーに軽く沈めるように付着させます。
このとき意識したいのは、以下の3点です。

- 地まつ毛の長さ
- エクステの太さ
- エクステのカール
これらに合わせてグルー量を調整することで、
地まつ毛とエクステの密着面が広がり、持続力が安定します。
グルーは「多ければ良い」わけではなく、
根元に自然な丸みが出る量が適量です。
2. エクステをグルーから出すときのポイント
エクステをグルーから引き上げる際は、
真上にゆっくり持ち上げるのが基本です。
勢いよく引き上げてしまうと、
- グルーが飛ぶ
- 量が安定しない
といった原因になります。
また、グループレートの表面にエクステを触れさせると、
せっかく付いたグルーが拭き取られてしまうため注意が必要です。
毎回同じ角度・動作で取り出すことで、
施術全体の安定感が大きく変わります。
3. グルー量の調整方法とNG例
グルーの量や形を調整する場合は、
一度グルーに再度沈めて調整します。
正しい状態は、
👉 エクステ根元に自然な玉状のグルーができていること。
よくあるNG例

- グルーが多すぎる
- グルーが少なすぎる
- グループレートやカップの縁で調整する
- 根元に玉がなく、線状になっている
これらはすべて、
持ちの低下・硬化不良・仕上がりムラにつながります。
まとめ
グルー操作は、特別な技術ではなく基本動作の積み重ねです。
しかし、この基本が整うだけで、
- 仕上がりの安定
- 持続力の向上
- クレームや付け直しの減少
といった結果に直結します。
毎回同じ量・同じ動作を意識し、
「なんとなく」から「再現できる技術」へとアップデートしていきましょう。
グルー操作を安定させるなら、まずはこの2つ
今回ご紹介したグルーの付け方・取り方・調整を安定させるには、
グルーの性能とグループレートの質が重要です。
硬化スピードや粘度が安定したグルーと、
グルー量が崩れにくいプレートを使うことで、
根元の丸み・付着量が毎回そろいやすくなります。
「持ちにムラが出る」「日によって仕上がりが違う」と感じている方は、
まずは道具から見直してみてください。
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