マツエクの正しい付け方｜持ちと安全を左右する装着位置とは？
マツエクがチクチクする、違和感がある、すぐ取れてしまう——。
そんなお悩みの多くは、実は「装着位置」が原因かもしれません。
本記事では、自まつ毛のどの位置にエクステを装着するのが正しいのか、そしてそれが安全性と持ちにどんな影響を与えるのかを、プロの視点で詳しく解説します。施術トラブルを防ぎながら、美しい仕上がりを長くキープするコツを学びましょう。
◇本記事の内容◇
1. マツエクの装着位置で何が変わる？
マツエクは自まつ毛にどの角度・位置で装着するかによって、持ち・見え方・安全性が大きく変わります。
特に装着位置がずれていると、根元の浮きや眼球への刺激、カールの崩れなどトラブルの原因に。
2. 正しい装着位置は「自まつ毛の上」
結論から言うと、マツエクの装着位置の正解は「自まつ毛の上」です。
これは単なる見た目の美しさだけでなく、安全性と持続性の両方を高める基本技術。
上から装着することで、エクステと自まつ毛の接着面が広くなり、グルーの密着力が安定します。
また、施術後の根元の浮きが発生しにくく、数週間経っても自然な方向で維持されやすいのが特徴です。
3. 上付けが安全性を高める理由
装着位置が「上」である最大の理由は、眼球への安全配慮です。
時間が経つと、まつ毛は成長による根元の伸びや皮脂の影響で少し浮いてきます。
もし下側や横側に装着していると、その浮いた部分が眼球に触れてしまうことがあり、痛みや炎症を起こすケースも。
上付けなら、エクステの根元が下方向に倒れることが少なく、眼球への接触リスクを最小限に抑えることができます。
4. 上付けでカールがより際立つ理由
上から装着することで、エクステのカールラインを正確に再現でき、仕上がりの立ち上がりが美しく見えるようになります。
カールがつぶれにくく、光の反射も均一になるため、写真や動画で映える仕上がりに。
また、上付けは“根元から自然に上がるカール”を引き出すため、リフトアップ効果が高く見える傾向もあります。
5. サロン現場で実践できるチェックポイント
すぐ実践できるポイントは以下の3つ。
1️⃣ エクステを装着する前に「接着面」を確認
2️⃣ 根元0.5〜1mmを目安に、まつ毛の上面に密着させる
3️⃣ 地毛の向きとカールの立ち上がりを全体的にチェック
この3ステップで、装着位置のズレを防ぎ、持ち・カール・安全性の三拍子を整えることができます。
日々の施術で意識を変えるだけでも、クレーム減少と満足度アップにつながります。
まとめ
マツエクの装着位置は、見た目だけでなく安全性と持続力の要。
「自まつ毛の上」に装着するという基本を徹底することで、根元の浮きや刺激を防ぎながら、美しいカールを長持ちさせることができます。
サロンで技術の標準化を進めたい方は、装着位置を見直すことから始めてみましょう。
基礎の徹底こそが、リピート率と信頼を生む近道です。
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