マツエククリームリムーバーをスパチュラでエクステに塗布している施術写真

マツエク全体オフに最適なクリームリムーバーの使い方と選び方

全体オフをするなら、リムーバー選びで迷う必要はありません。

答えはクリームタイプ一択です。

ジェルタイプは部分オフ・1本修正に特化したリムーバーです。

全体オフに使うと液だれや塗りムラのリスクがあり、仕上がりにも影響します。

この記事では、なぜ全体オフにクリームリムーバーが適しているのか、正しい使い方・注意点とあわせて解説します。


◇本記事の内容◇

  1. クリームリムーバーが全体オフに適している理由
  2. クリームリムーバーの正しい使い方と注意点
  3. 施術効率を上げるためのクリームリムーバー活用法

1. クリームリムーバーが全体オフに適している理由

クリームリムーバーは「全体オフ」において、安全性・操作性・時間効率のバランスが最も優れた選択肢の一つです。

マツエクのオフには複数のリムーバータイプがありますが、全体を一度に取り除く場面では、クリームタイプが特に適しています。

その理由は大きく3つあります。

① 液だれしにくい 粘度が高いクリーム状の質感により、塗布した箇所にしっかり留まります。目や皮膚へ流れ込むリスクが極めて低く、広範囲に塗布しても放置時間をしっかり取れるため、安全性の高さが全体オフに向いている最大の理由です。

② アセトンフリー・国産処方 アセトンは揮発性が高く、目の周りの繊細な皮膚や粘膜への刺激が懸念される成分です。マリーラッシュのクリームリムーバーはアセトンフリーかつ国産処方であるため、目元への配慮を優先した設計になっています。

③ 5〜10分でオフ可能 全体オフとしては比較的短時間で施術が完了するため、お客様を長時間待たせることなく、スムーズな施術の流れを保てます。

④ 注意点:ピンポイント塗布には不向き テクスチャーが重いため、1本だけ外すなど細かい部分へのピンポイント塗布には向いていません。部分オフ・1本修正にはジェルタイプを使用してください。

全体オフの際にクリームタイプを使用することは、アイリスト業界におけるスタンダードな判断です。ジェルタイプは体温で温まると緩くなり液だれするリスクがあるため、全体オフへの使用は避けることが基本とされています。


2. クリームリムーバーの正しい使い方と注意点

使用の基本は「目・皮膚への接触を徹底的に防ぐこと」です。

クリームタイプは粘度があるため扱いやすい一方、正しい手順を守らないと、お客様の目元に不要な刺激を与えるリスクがあります。

ステップごとの手順

STEP 1|下まつ毛と下まぶたを保護する 乾いた不織布コットンテープの上に置き、下まつ毛・下まぶたをしっかりガードします。

STEP 2|クリームリムーバーを塗布する スパチュラで少量を取り、目・皮膚に触れないよう、エクステのグルー部分に丁寧に塗布します。

STEP 3|5〜10分放置する エクステの量・グルーの量によってオフに必要な時間が変わります。無理に引っ張ると自まつ毛へのダメージにつながるため、時間を守ることが重要です。

STEP 4|乾いた綿棒でエクステを取り除く 時間経過後、乾いたスティックでエクステをやさしく除去します。

STEP 5|残留リムーバーを拭き取る 不織布コットンと綿棒を新しいものに取り替え、残ったリムーバーをしっかり拭き取ります。

STEP 6|濡れたコットンでクリーニング リムーバーが完全に除去されたことを確認してから、濡らした不織布コットンと綿棒で目元をクリーニングします。必要であれば再度拭き取りを行います。

使用上の重要な注意点

  • 目・皮膚への直接塗布は厳禁:目元の皮膚は非常に繊細です。接触した場合はすぐに洗い流してください
  • 放置時間を守る:長すぎる放置は自まつ毛への負担になる可能性があります
  • 使用後の保管:直射日光・高温多湿を避けて保管してください

3. 施術効率を上げるためのクリームリムーバー活用法

クリームリムーバーを正しく使いこなすことで、施術の安全性・スピード・お客様満足度を同時に高めることができます。

美容歴20年の経験から言えることは、全体オフの場面でリムーバーの種類を正しく選ぶだけで、施術後のクレームリスクが大きく変わるということです。

特に効果を発揮する場面

  • 定期的なオフ&付け替え:数週間ぶりに来店したお客様の全体オフ
  • 初回セッション前の準備:他店でつけたエクステを全部取り除いてから施術するとき
  • スタイル変更時:デザインをゼロから変えたいお客様へのフルオフ

施術効率を上げるための実践策

今日からすぐに実践できる工夫として、以下をおすすめします。

①使い分けルールを明文化する 「全体オフ=クリームタイプ」「部分修正・1本オフ=ジェルタイプ」というルールをスタッフ間で共有し、施術マニュアルに組み込むと、判断のブレがなくなります。

②放置時間のタイマーを徹底する 5〜10分の放置時間中に並行して準備作業ができるよう、施術の流れをあらかじめ設計しておくと、施術全体のスピードアップにつながります。

③コットン・綿棒の準備を事前に整える 使用後すぐに交換できるよう、必要数を施術前にセットしておくことで、施術中の中断を減らせます。


まとめ

クリームリムーバーは、マツエクの全体オフに最適なリムーバーです。

液だれしにくいクリーム状の質感・アセトンフリーの処方・5〜10分というオフ時間の短さが、サロン施術における使いやすさと安全性を支えています。

正しい手順(保護→塗布→放置→除去→クリーニング)を守ることが大前提です。

まずは手順を施術マニュアルとして整理し、スタッフ全員で共有するところから始めてみてください。


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