面接で人柄を重視して採用するサロンオーナー

ひとりサロンからスタッフ採用へ!失敗しないチーム作りのポイント

スタッフを採用してチーム化したいけれど「人間関係の不安」「辞められたらどうしよう」と悩むオーナーさんは少なくありません。この記事では、失敗しないスタッフ採用と長く続くチーム作りのポイントを解説します。実際のサロン運営経験や国際的な実績をもとに、今日から実践できる具体策をまとめました。


目次

  1. スタッフ採用で失敗しないための基本
  2. チーム経営の考え方と実践例
  3. スタッフのやる気と定着率を高める方法
  4. トラブルを防ぐ仕組みづくり
  5. 今日からできるオーナーの習慣

1. スタッフ採用で失敗しないための基本

採用で重視すべきは「技術」よりも「人柄」です。美容業界の離職理由の多くは人間関係の不一致と報告されています。

例えば、私が海外7店舗を運営してきた経験では、「この人と一緒に働きたい」と思えるかどうかを基準にしていました。技術は研修で伸ばせますが、人柄や価値観のズレは改善が難しいからです。

面接では「これまでの経験」よりも「どんなチームで働きたいか」「どんな時にやりがいを感じるか」といった質問をし、価値観の一致を確認すると安心です。


2. チーム経営の考え方と実践例

採用後は、トップダウンではなくチーム経営を意識しましょう。スタッフを単なる従業員ではなく「共に経営を担うパートナー」と位置づけることで、やりがいと責任感が生まれます。

例えば、私のサロンでは月1回のミーティングを設け、メニュー改善や集客アイデアをスタッフからも提案してもらいました。その結果「自分の意見がサロンを変えている」という実感が高まり、離職率ゼロを維持できたのです。

また、売上や利益を“みんなで作る”意識を持たせることも重要です。数字を共有することで「このキャンペーンで◯万円増えた」と具体的に見える化でき、モチベーションが上がります。


3. スタッフのやる気と定着率を高める方法

美容業界は離職率が高いと言われますが、オーナー次第で定着率は変わります。重要なのは、「あなたがいてくれるから今のサロンがある」という感謝を伝え続けることです。

スタッフの人生を預かる意識を持ち、収入・働きやすさ・やりがいを整えることが不可欠です。具体的には、歩合制を導入して成果を正当に評価したり、研修費をサポートしてキャリアアップを応援したりすることが効果的です。

実際に、講師歴12年の現場では「頑張りを正しく評価される」「長く働ける環境がある」と感じたスタッフは平均3年以上勤務を継続しました。これは、短期離職が多い業界では大きな成果といえます。


4. トラブルを防ぐ仕組みづくり

どんなに良いチームでも、仕組みがなければトラブルは避けられません。サロン経営に必須なのは契約書・防犯カメラ・鍵付きロッカー・マニュアルといった基盤の整備です。

例えば、在庫管理やレジ金の記録を徹底することで、金銭トラブルや不信感を防げます。また、明文化されたマニュアルがあると「言った・言わない」の問題を回避でき、新人教育もスムーズです。

こうした環境整備は一見事務的ですが、スタッフが安心して働ける“土台”を作ることにつながります。


5. 今日からできるオーナーの習慣

仕組みと理念を整えたら、最後に大切なのは日々のコミュニケーションです。おすすめは「月1・週1でスタッフと話す習慣」を持つこと。短時間でも個別面談を行い、仕事だけでなくプライベートの近況にも耳を傾けましょう。

サロンにいる時間は“心ダンボ・お耳ダンボ”を意識して、スタッフの小さな変化に気づくことが重要です。褒めるポイントを見逃さず、課題は具体的にサポートすることで、スタッフは「このサロンにいたい」と思える環境になります。


まとめ

ひとりサロンからチーム化するには「人柄重視の採用」「チーム経営」「感謝と評価」「仕組みづくり」「日々のコミュニケーション」が欠かせません。オーナーが一方的に引っ張るのではなく、スタッフと共にサロンを作る姿勢が、長期的に安定した経営につながります。小さな一歩から始めて、信頼と絆のあるチームを育てていきましょう。

 

最後に、、
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