【後編】スタッフが辞めないサロンの秘密|リーダーシップと採用・試用期間のポイント
前編では「愛のある関心」と1on1面談の重要性をお伝えしました。
後編では、スタッフが“この人についていきたい”と思うリーダー像と、採用〜試用期間でミスマッチを防ぐ方法を、美容歴20年・国際コンテスト審査員・世界7店舗を運営する視点から簡潔に解説します。
◇本記事の内容◇
1. スタッフがついていきたいリーダー像
「辞めないサロン」には、例外なく信頼されるリーダーがいます。
それは特別な才能ではなく、日々の行動習慣です。
信頼を生む3つの行動
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学び続け、結果で示す
新しい技術や施術を継続的に学び、サロンの成長を背中で示す。 -
問題が起きたらオーナーが責任を取る
スタッフのミスを責めず、「仕組みの問題」として改善する。 -
スタッフの話を聴き、価値観を尊重する
意見を途中で遮らず、まず受け止める姿勢が信頼をつくる。
スタッフは、「普段のふとした行動」でリーダーを判断します。
背中で語る姿勢こそが、「この人についていきたい」を生む最大の要素です。
2. 採用の“フルイ”でミスマッチを防ぐ
どれだけ良い環境を整えても、価値観が合わない人材は定着しません。
だからこそ、採用段階での“フルイ”が最重要です。
面接で必ず確認したい質問
- 美容業界を選んだ理由は?
- 辞めた職場で苦しかった点と、そこから何を学んだ?
- 3年後、どんな技術者になりたい?
これらの質問で、
- 責任転嫁癖がないか
- 成長意欲があるか
- チームで働く意識があるか
が明確に見えます。
採用チェックリスト
- サロンの理念に共感している
- 働き方(休日・時間)に無理がない
- 学びたいことが具体的
- 試用期間の意味を理解している
採用は「人手不足を埋める作業」ではなく、
サロンを未来へ進める“仲間選び”です。
3. 試用期間で見るべき3つのポイント
試用期間は、“お互いのミスマッチを防ぐ期間”として活用します。
特に重要なのは、技術より姿勢です。
見るポイント
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学ぶ姿勢
メモを取る、復習する、質問できる。 -
協調性
チームの一員として行動できる。 -
素直さ・改善力
指摘を前向きに受け止め、行動に移せる。
3つの質問で状態把握
- いま一番困っていることは?
- 楽しいと感じる瞬間は?
- サロンがもっと良くなると思う点は?
この3つを定期的に聞くだけで、
離職の兆しやミスマッチを早い段階で発見できます。
まとめ
スタッフが辞めないサロンになるには、
- リーダーの姿勢(学び・責任・傾聴)
- 採用段階での価値観チェック
- 試用期間での姿勢・協調性の確認
という3つが欠かせません。
これらを仕組みとして整えることで、
スタッフは「ここで働き続けたい」と感じ、
オーナーは“人の悩みから解放されるサロン運営”へと進めます。
最後に、、
マリーラッシュ創業者
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